毎年9月第3週の週末は、ヨーロッパ文化遺産の日(Journées Européennes du Patrimoine)。
今年は第37回目で、9月19日(土)・20日(日)の開催です。
1984年にフランスで始まったこのイベントは、現在ヨーロッパの50ヵ国で開催されており人気があるようです。
このイベントのポイントは、
- 多くの美術館などの歴史的建造物に無料で入ることができる
- 通常は非公開の場所も一般公開される
ということ。
リヨンに来てまだ1度も美術館を訪れていないため、これを機会に何ヵ所か足を運んできました。
行った場所は、
① リヨン美術館(Musée des Beaux Arts de Lyon)
② リヨン市庁舎(Lyon City Hall)
③ リヨン織物装飾芸術博物館(Musées des Tissus et des Arts Décoratifs de Lyon)
の3つです。1日で回りました。
① リヨン美術館
テロ―広場に位置しています。
この界隈は、夜のライトアップがとてもきれい。
バーのテラス席もあり、いつも多くの人でにぎわっています。
前日にオンラインでチケット(0円)を入手。
メールで送られてきた電子チケットを入り口で見せ、スムーズに入場。
事前予約で時間帯を指定できるため、館内は混雑することなくゆっくり鑑賞できました。
② リヨン市庁舎
リヨン美術館と同じテロ―広場にあります。
美術館鑑賞後のお昼前に行き、10分ほど列に並んで入ることができました。
通常は内部見学ができない場所です。
内観は、宮殿を思わせるとっても豪華できらびやかなつくりでした。
③ リヨン織物装飾芸術博物館
こちらの博物館も、前日にオンラインで電子チケット(0円)を入手。
館内はさほど広くなく、30分弱で鑑賞を終えました。
日本の着物展示品なんかもありました。
ヨーロッパ文化遺産の日は、芸術の素晴らしさを発見する良いきっかけになる日かと思います。なんといっても「無料」というのが魅力的です。
これを機に、いろいろと美術館巡りなどをしようかな~と思います。
また、通常は一般公開されていない場所に入ることもできるので、ヨーロッパの旅行を考えている方はこの2日間に合わせるのも手かもしれません。