リヨンで落とした携帯が返ってきた話

 

やらかしました。

 

先日、買い物をしに自転車でベルクールへ行った時のこと。

自転車を返却し、携帯、携帯っと・・・・・

 

 

ない・・・・・・・・・

 

 

どこかに落とした!!!!!

 

 

やばいー!!!!!!

 

 

どこかのはずみでポケットから転がり落ちてしまったようです。

 

とりあえず自転車で走ってきた同じ道をたどり、足元を注意深く見ながら携帯を探す。

 

 

ない。

 

 

もう1度戻りつつ、途中お店に立ち寄り携帯が届いていないか聞いてみる。

もうこうなったら必死です。

 

私:「おそらくこの通りで携帯を落としてしまったのですが。届いていませんか?」

店員さん:「届いていないね、ごめんね。」、「がんばって(見つかるといいね)」

 

やはりない。

 

それからベルクール広場近くの大きな郵便局へ行き、入り口を探す。

すると近くにいたマダムに声をかけられる。

 

マダム:「今日はもう開いてないわよ。ほら見て、土曜日は12:30までだから」

私:「そうなんですか。実は携帯をなくしてしまって、どうしたらいいか」

マダム:「月曜日に来るしかないわね」

私:「そうするしかないですね」

マダム:「携帯はここ(郵便局)で買ったの?」

私:「いえ、日本で買いました」

マダム:「あー、なるほどね」

 

郵便局で携帯を買うなんて聞いたことないよー。

 

私が携帯を落としたのは13時くらいなので、郵便局に届いた可能性はない。

こうなったら家に帰って友だちに助けてもらうしかない。

 

家まで帰る途中、「あぁぁ、今日出かけなければよかった。。」とものすごく後悔。

携帯が戻ってこないことを考えるともう絶望的です。

契約解除の手続き、再購入・・・あぁ、なんて面倒くさい・・・

 

家に着くなりすぐさまパソコンを開く。

悪用されるのが怖いので、パスワードを変更。

スマホを探す”機能をオンにしていたため、パソコンから携帯の現在地を追跡することができました。

 

「あー私の携帯がここにある!」とグーグルマップとともに遠隔で見ていました。

もう、どこに持っていかれるやら。

位置情報が変わるたびにドキドキです。

 

それからインスタグラムで友だちに連絡。

「携帯をなくしたから私の番号に電話をかけてほしい」と伝えました。

友だちはすぐに電話をし、拾い主さんと話してくれました。

いわく、拾ってくれた方は私の友だちの1人と連絡を取り合い、5分後に彼に渡すとのこと。

そして友だちが私の携帯を拾い主さんから受け取り、家まで届けてくれました。

落としてから約4時間後のことです。

 

 

あーーーーーーーよかった!!!!!!!

こんなことがあるのかと、本当に涙が出そうでした。

 

拾い主さんが友だちに送ったメールを後で見ると、

「こんにちは。私はこの携帯を通りで拾いました。あなたはこの携帯を返すために持ち主に連絡を取ることができますか?ありがとう、そしてよい1日を。」 

とありました。なんと親切な・・・ 

 

 

携帯の拾ってくれた方、

拾い主さんとやり取りしてくれた友だち、

受け取ってくれた友だちには本当に本当に感謝です。