『Sève』のモンドール(Mont d'Ort)

Bonjour

 

先日、またまた『Sève』へ行ってきました。

 

私はフランスにいる前半期間は、全くと言っていいほどパティシエ・ショコラティエに興味を持ちませんでした。

せいぜい猛暑日のアイス、またはレストラン(またはブション)のコースにあるデザートを食べるくらいでした。

 

しかし、ここにきてヒット中です。

 

店内へ入り、美味しそうなケーキを発見。

お兄さんに「これください」と私。

 

お兄さん:どこから来たの?日本?東京?

私:東京から来ました。

お兄さん:僕はすごく日本に行きたいんだよ~。

私:そうなんですね。

お兄さん:日本語は「ありがとう」を知ってるよ。「ありがとうございました」はもう少し丁寧だよね?

 

と、お兄さんは日本にとても興味がある様子。

(ちなみにお店の商品冊子の1ページ目は「Wabi-Sabi japonais」という言葉が載っており、このお店を立ち上げたセーヴ氏は日本から刺激を受けたということが書かれています)

 

お会計をしたあと、チョコレートをおまけで袋に入れてくれました。

私:ありがとうございます~!!

お兄さん:あ、ブラックチョコが好き?

私:どちらも好きです。

 

すると追加して袋に入れてくれました。

ここ最近ちょくちょくお店に行ってるため、顔を覚えてくれたのでしょうか?

 

私:親切に、ありがとうございます。

お兄さん:日本語で「Du rien」は何ていうの?

私:「どういたしまして」と言います。

お兄さん:どういたしまして。

 

こういう日常の些細な会話がなんとも嬉しかったです。

 

この日買ったのは、モンドール(Mont d'Or)

f:id:YURI-rouge:20210115010124j:plain

 

断面図

f:id:YURI-rouge:20210115010205j:plain

 

下から

  • ヘーゼルナッツのダッコイズ ビスケット
  • ヘーゼルナッツのプラリネ フォユティー
  • ガナッシュ
  • ミルクチョコの薄い板チョコ
  • ミルクチョコムース

 

薄い板チョコで挟まれたムースは、フォークできれいにさすのが少々難しいです。

ただ、上(ミル子チョコムース)と下(ガナッシュ)それぞれ別に食べても十分美味しいです。

 

ミルクチョコムースは、口に入れるとス~~ッと軽やかに溶けてとっても美味しいです。

全体的に甘すぎることがなく、くどさが全くありません。

 

土台部分にあるフォユティーヌとは、薄い焼きクレープをサクサク細かく砕いたもの。

なんとも繊細な食感です。

 

どれを食べても美味しい『Sève』のケーキです。

 

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村