行動が変わる指南書「アウトプット大全」

 

本のレビュー

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ー書籍概要ー

書籍名:学びを結果に変える アウトプット大全

著者:樺沢 紫苑(かばさわ しおん)
出版年:2018年8月

出版社:サンクチュアリ出版

 

 

日頃からアウトプットを習慣化することの大切さや、

その術が数多く書かれておりいろいろと学ぶことができる本。

 

私はこれまでアウトプットをほとんどしてこなかった。

仕事でしてはいたが、それは「意識的に」ではなかった。

なぜなら労力や時間がかかるし、言ってしまえば面倒だから。

 

でも、その大切さに気付いたのはブログを始めてからのように思う。

インプットしたことをアウトプットすることの大切さが分かり、

そんなこともあり本書を手に取ってみた。

 

インプットとアウトプットを簡単に説明すると以下のとおり。

項目 具体例
インプット
(入力)
・本を「読む」
・話を「聞く」
・映画を「観る」
アウトプット
(出力)
・人に「話す」
・モノを「書く」
「行動する」

 

本を読むことはインプット、

その感想を友人に話せばアウトプットになる。

 

人から話を聞くことはインプット、

それらを自分なりに形にすることはアウトプット。

 

私はブログで、フランスでの生活や訪れた場所、お店、フランス語、

などいろいろ書いていた。

後から自分で振り返るのはもちろん、「人に伝える」ということを頭に入れると、必然的に「もっと調べよう」とか、「どうすればうまく伝わるのかな」と考えるようになる。

その道に詳しくなる一つの手段になる。

 

それがきっかけでフランス情報サイトのコラムを書く機会を得たり、

仕事にも通じるようになってきたのかなとも思う。

 

特に大切だな~と思った点は以下の3つ

  • インプットとアウトプットはセット
  • 質問する
  • 教える

 

ただインプットするだけではなく、それを自分でまとめて形にすることが大切。

その場に応じて適切な質問をする。

人に教えることで、自分がわかっていない部分が見え、より理解することにつながる。

 

 

「アウトプットって何だろう?」という方や、

「人に何かを伝えるのが苦手」という方に一度読んでいただきたいです。