心と時間に余白を。「育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ」

 

小川糸さんの本、「育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ」を読んだ。

 

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最近の私は、コロナ禍で以前と同じような生活ができず、

テレワークでひたすらパソコンを見続ける日々。

 

通勤時間がなくなり、家で仕事ができるありがたみを存分に感じる一方、

オンとオフのメリハリをしっかりつけなけばだらだらと1日が過ぎてしまったり、

はたまたとんでもなく疲れてしまったりする。

 

本書は、小説家の小川糸さんがドイツや日本での生活で学んだ、

軽やかに心地よく暮らすための習慣や愛用品が書かれている。

 

「自然のリズムを意識すること」

「無理をしないこと」

これらは小川さんがドイツで暮らすうえで学んだ哲学。

 

自分自身をラクに、自由にするためには、

自分のとって必要な行いを習慣化することで無駄を省き、

慣れ親しんだ愛用品を持つ

 

本書を読んで、「自分はこれをすれば大丈夫」という習慣をもつことの

大切さがわかった。

 

それは例えばお茶を飲む、コーヒーを飲む、自然の中を散歩する、

サウナに行く、深呼吸をする、些細なことでも何でもよい。

 

そうした時間を1日の中に取り入れることで、「よしがんばろう」という

エネルギーにつながる。

そして、多少のことがあってもへこたれずに済む。

 

小川糸さんの日々の愛用品も多数紹介されており、

私もこだわりを持てるようになりたいな~と感じた。