映画のレビュー
ー作品情報ー
作品名:プラスチックの海(原題:A PLASTIC OCEAN)
公開年(日本):2020年11月
製作国:イギリス・香港
感想
プラスチックに対する考え方や概念が変わるドキュメンタリー映画。
「海洋プラスチック問題」
問題視されているのは分かっているが、想像以上に危機的状況というか大問題なんだということが分かる。
私たちが想像する綺麗な海のイメージとはかけ離れた、ゴミで溢れかえる海。
海で暮らしている死んだクジラ、魚、鳥やウミガメなどの胃の中からビックリするくらい出てくる大量のプラスチックごみ。
こういった現実を見ると、とてもショックを受ける。
レジ袋の削減やプラスチック製ストローの廃止など、日常から少しずつプラスチックは減ってきてはいる。
それでも周りを見渡すと、プラスチック製のものがいかに多いかが分かる。
プラスチック製のものを全く使わないというのは不可能に近いと感じるが、ちょっとした意識でゴミは減らせるんじゃないかなと思う。
近年よく耳にするSDGs(エスディージーズ・持続可能な開発目標)にもあるように、一人一人の心がけは大切だなと考えさせられる。