こんにちは
映画レビューです。
ー作品情報ー
作品名:世界にひとつのプレイブック(原題:Silver Linings Playbook)
公開年(日本):2013年
製作国:アメリカ
監督:デヴィッド・O・ラッセル
メインキャスト:ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ
あらすじ
妻の浮気が原因で心のバランスを崩しすべてを失くしたパッドは、近所に住むティファニーと出会う。過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニーに振り回されるパッドであったが、彼女も実は夫と死別し、心に傷を抱えていた。ティファニーは強引にパッドを誘い、ダンスコンテストへの出場を決意する。人生の希望の光を取り戻すためのふたりの挑戦がはじまった――。
感想
過去の嫌な出来事を乗り越え、新たな幸せを見出していく物語。
躁うつ病と診断された主人公のパット(ブラッドリー・クーパー)、
同じく心に傷を負っていたティファニー(ジェニファー・ローレンス)。
理由は違えど、愛する人を失った同士である。
最初は不信を抱きながらも徐々にひかれあい、ダンスコンテスト出場という同じ目標に向けて前向きになっていく。
人との出会いや、熱中できる何かを見つけること。
そして、周りの人たちの協力があったからこそ2人は立ち直ることができた。
パットの父親役を演じるロバート・デ・ニーロの存在がとても良い。
単なるロマンス映画ではなく、精神障害が題材のため興味深い。
「excelsior(より高く!)」
パットがセラピーを受けていた時、部屋に貼ってあったこの言葉が印象的である。