ビートたけしの青春時代を描く、誕生物語です。
テレビCMやら駅のホームやら広告をよく見かけて、面白そうだなと思っていました。
見た結果、期待通り面白かったです。
まず思ったのは、柳楽優弥の演技力がすごい!!!
若いころのたけし役で、独特な細かな動きがすごく上手。
すごい役者だなと改めて思いました。
たけしの師匠役は大泉洋。
彼もとってもユニークで良い。
当時の人情味や人様の在り方など、今の時代との違いがわかります。
てめーこんにゃろーとか、ふざけんじゃねぇといった言葉遣いも悪意ではなく人情で納まるような、そんな感じです(もちろん今もありますが)。
多くの人との出会いや別れ、また苦労を通して、今のビートたけしが存在するんだなと。
亡くなった師匠へは、今でもお墓に花をお供えして掃除しているのは感動しました。
今のたけし本人が若かりし頃にタイムスリップして回想する最後のシーンは良かったですね。
とてもいい作品だと思います。