こんばんは
今日はフランス映画と言ったら真っ先に思い浮かべる映画「アメリ」のレビューをしたいと思います。
ー作品情報ー
作品名:アメリ(原題 Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain)
公開年(日本):2001年
製作国:フランス
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
メインキャスト:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
あらすじ
神経質な両親の元で育ち、空想の中で遊ぶのとこっそり悪戯するのが得意になったアメリ。22歳になり、モンマルトルのカフェで働く彼女は、青年ニノに出会って心ときめくが、どうしたらいいか分からず悪戯を仕掛ける。
感想
世界観がものすごく独特で、何度見ても飽きない作品。
この作品にはアメリの両親、
アパートの隣人、
働くカフェの常連客、
八百屋のおじさん、
などさまざまな登場人物が出てくる。
そんな彼らを描写する上で、日常における彼らの好きなことと嫌いなことが紹介される。
例えばアメリの好きなこと
・映画を見ている人の顔を見る
・豆袋に手を入れる
・クリーム・ブリュレのおこげをつぶす
・サンマルタン運河で水切りをする
アメリが恋するニノの好きなこと
・失敗して破られた証明写真を集めてアルバムにする
そのほかにも、壁紙を大きく剥がすとか、
梱包用のプチプチをつぶすとか、人物の紹介の仕方が面白い。
何と言ってもこの作品を独特の世界にしている理由は、謎めいた主人公アメリである。
空想することといたずら好きなアメリが、心をときめかせたニノにどうアプローチしていくのか。
まわりの仲間たちがひそかに応援しているシーンもほほえましい。
とってもピュアな作品である。
ところどころ流れるオリジナルのサウンドトラックも、また見たくなる要素の1つである。
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ちなみに以前、アメリのカフェと舞台となったモンマルトルへ行きました。
ぜひ、アメリの世界に浸ってみてください♪