コロナ真っただ中のフランスで3ヵ月生活してみて

 

今日で、フランスに住み始めて3ヵ月が経ちました。

コロナに振り回されているうちに数ヵ月が過ぎてしまった・・・という感じです。

 

フランスに到着してから起きた出来事を3つに分けて振り返ってみます。

 

1.レジデンスが日本人の受け入れを拒否

 

私が日本を出発したのは2020年2月の終わり。

そのころ、フランスのコロナ感染者は指を数える程度でした。むしろ日本にいるほうが危ないとすら思ったくらいです。

 

パリで数日間を過ごし、さぁリヨンへ!と友達の家を出発する前に見たメール。

“滞在予定のレジデンスが日本人の受け入れを拒否しました”

もう、「えっ???」という感じで唖然としたのは言うまでもありません。

とりあえず、その日は学校が提供してくれたリヨンのホテルに滞在。翌日、新たなレジデンスを探すことに。同じ境遇の韓国の子2人と知り合う。

 

そして翌日の学校初日。

ホテルからタクシーで韓国の子たちと学校へ向かう。新しいレジデンスは、みな同じ場所を選びました。

ホテル→学校→レジデンス→ホテル→レジデンスという感じであっちへ行ったりこっちへ行ったり。大変な1日でした。

 

2.ロックダウンが始まる

3月から学校が始まり、その約2週間後の3月17日にロックダウン(外出大幅制限)が始まりました。

行列のスーパーに並び、食料を買い込む。主食のパスタや小麦粉はあっという間に品薄(品切れ)になりました。

正直、先が見えない不安と恐怖で生きた心地がしないと思う日がありました。

今思えば外出が大幅に制限されている中、スーパーやパン屋に行けたことは不幸中の幸いでした。

 

3.マスク着用の義務化

5月11日、約2ヵ月に及ぶ外出大幅制限が緩和されました。それと同時に公共機関ではマスクの着用が義務化されました。お店に入るときも、「マスクの着用」と「アルコールジェルで手の消毒」を行います。

街を歩いていても、多くの人がマスクをしています。日本から乾燥対策で持参したマスク、まさかコロナのために使うことになるなんて・・・

 

とういう感じで今に至ります。

想定外にも程があるこんな状況の中異国の地で生活しておりますが、何とかなるもんですね。幸い、嫌な気持ちになることもないです。

日本に比べたら不便なことも多々あるし、文化の違いに驚くことも多いです。

でもそれが面白いと思います。

 

 

私が思うフランスに住むための心構え

  • 日本と同じレベルのサービスを期待しない(諦めが肝心)
  • ある程度の不便さを受け入れる覚悟を持つ

この2つがあれば、大きくがっかりすることはないと思います。