新しい本を買ったので、ひと休みがてら池袋の「皇琲亭」へ。
ここに絶対行こうという感じではなかったのですが、他のカフェは混んでたのでなんとなく入店。
このお店に最後に行ったのはフランスへ行く前だったので、約3年ぶりでした。
フランスを懐かしむ気はなかったのですが、お店にパリで100年以上も前に使われていたドレッサーが置いてあったり、ヘミングウェイ「稼働祝祭日」の有名なセリフを思い出したりと、パリに想いを馳せていた記憶がうっすら蘇ってきました...!
年齢が上がったと言ったらそれまでなのですが、フランス生活を軸に振り返ってみると、いろいろ変わったな~としみじみ感じました。
最たるものは仕事でしょうか。
フランスへ行く前は、コロナのコの字もなかったので、今では増えてきたテレワークもなし。100%出社(もしくは出張)。通勤にずいぶん時間をかけていたのが信じられないくらいです。
テレワークのような新しい働き方、会社、組織、仕事内容などなど前との環境の違いから最初はとても大変でしたが、今ではだいぶ慣れてきました。
業界はほぼ未経験と言っても過言ではない私を雇ってくれて、ありがたい限りです。
あとは、一人暮らしの部屋のグレードがアップしました。(笑)
少し大きめの観葉植物、テーブル、イス、前の部屋には入らなかったです。また、IHではなくガスコンロにしたのも、料理をしている感があってよいです。
私の場合、フランスに到着して2週間後にロックダウンとなり、タイミングは決して良いとは言えませんが、もう少し出発が遅れていたら入国できなかったです。
フランスでの経験が多少何か良いものに結びついているとするならば、ギリギリ入国し、住むことができてよかったと思います。
“If you are lucky enough to have lived in Paris as a young man, then wherever you go the rest of your life, it stays with you, for Paris is a moveable feast.”
“もしあなたが幸運にも若い頃にパリに住んでいたなら、その後の人生どこへ行っても、パリはあなたと共にあり続ける。パリは移動祝祭日なのだから”
同じ場所でお店は変わっていなくても、数年経って行ってみると感じ方が変わりますね。
相変わらずコロナは収束がみえませんが、しみじみ感じたのでつい書いてしまいました。
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