フランスで新年に食べるガレット・デ・ロワ

Bonjour

 

先日食べた 『sève』のケーキ。

あまりの美味しさに、リヨンにいるうちに他の味も食べておこうと思い再びお店へ行ってきました。

 

お店に入り商品を見てみると、前に買ったケーキが並んでいません。

代わりに広々と並んでいるのはガレットです。

 

ガレットの横には、こんなかわいいものが。

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小さな人形で、フェーヴ(fève)というらしいです。

54€/箱、高いっ!

 

ほかのお客さんもガレットを買っているし、期間限定のようだし、せっかくだからと私もガレットを買ってみることにしました。

 

種類は、

  • ナチュラ
  • チョコレート入り
  • プラリネ入り

の3つでした。

 

こちらは一番小さいサイズのナチュラ

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18€/個とお高めです。

 

断面図はこちら

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薄い生地の中に、軽やかなアーモンドクリームが入っています。

外はパリパリ。

 

ガレットの概念を覆されました。

とっても美味しいです。

  

どうやら1月6日は、エピファニー(公現祭)というカソリックの祝日だそう。

この日はフランスの祝日ではありませんが、新年のお祝いとしてガレットを食べる習慣があるようです。

 

小さな人形フェーヴは、

  • ガレットの中に忍ばせており、入っていたら幸運が訪れる
  • 当たった人は王冠をかぶり、その日は王様になれる

ということです。

友だちや家族と一緒に食べてこのゲームをやったら盛り上がりそうですね。

 

私が買ったガレットにも、最後の一切れにフェーヴが入っていました。

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まさかすべてのガレットに入っているとは思っていなかったので驚きました。笑

こちらはお店の第一号店でしょうか。

 

ちなみに『sève』で買ったガレットの王冠は、裏面がお店の年表になっていました。

今年で30周年なんだそうです。

 

たまたま買ったガレット、新たな発見でした。

 

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